「どっちでもいい」と言う人の心理を解説!どっちでもいいがNGな理由とは
日常会話で「どっちでもいい」と言うことは誰にでもありますが、口癖になっている人は要注意です。
「どっちでもいい」と言う人の心理はさまざまですが、場合によっては禁句のシーンも少なくありません。
今回の記事では、「どっちでもいい」と言う人の心理や、この答え方がNGな理由について解説していきます。
「どっちでもいい」が口癖になっている人は、改善するきっかけになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
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「どっちでもいい」と言う心理
「どっちでもいい」と言う人の心理は、相手に気を使っているケースや、責任を負いたくないケースなど、人によってさまざまです。
ここでは、「どっちでもいい」と言う人の心理を5つ紹介していきます。
相手の意見を尊重したい
「どっちでもいい」と言う人には、相手の意見を尊重したいという心理があります。
自分の気持ちや意見よりも、相手の希望を優先したいというポジティブな心理状態です。
たとえば、友人や恋人と食事にでかけるときに、相手が美味しそうに好きな食べ物を食べている姿を見たい、と思うことってありますよね。
このように、自分の欲求を満たすよりも、相手の欲求を満たすことに喜びを感じる人は、思いやりの気持ちから、相手に判断を委ね「どっちでもいい」と言うのです。
意思決定コストを減らしたい
意思決定コストを減らしたいという理由で、「どっちでもいい」と言う人もいます。
意思決定コストとは、いわば決断することの労力です。
たとえば、恋人とデートをする際に行先が決まらず、彼氏にリードしてほしい彼女がイライラしはじめるシーンがあったとします。
彼氏はそんな空気が辛くて行先を決めたものの、選んだ場所が期待はずれだったときに、彼女から「やっぱりあっちに行けばよかったね」なんて言われてしまうと、責任を感じてしまいます。
このように、責任転嫁された経験や、決断を迫られ精神的ストレスを感じた経験がある人は、「極力、意思決定の数を減らしたい」「決める側になりたくない」と考える傾向があります。
「どっちでもいい」と言うことで意思決定コストを減らし、ストレス対策をしているのです。
とくに興味がない
聞かれたことに対して、とくに興味がないという心理から、「どっちでもいい」と言うこともあります。
この場合は、「どうでもいい」というのが本音でしょう。
たとえば、部屋のカーテンを無地にしようか柄物にしようか迷っている妻に対し、「どっちでもいい」と言う夫がいたとします。
インテリアに興味のない夫にしてみると、本当にどっちでもいいのです。
このようなケースでは、返答しやすいように選択肢を二択に絞ったとしても、興味がない人にとっては答える気力すらないので、「どっちでもいい」の一言で済ませるのでしょう。
会話を早く切り上げたい
「どっちでもいい」と言う心理には、会話を早く切り上げたいというケースもあります。
決めるのがめんどくさい気持ちや、急いでいて「どっちでもいいから早く決めてほしい」という気持ちが先行しているのです。
このような場合、心ここにあらずなので、自分の希望はとくにないことがほとんどです。
「どっちにするか」よりも、「早くこの場を終えたい」という気持ちが強い場合、「どっちでもいいよ」と一言だけ言って去っていくことでしょう。
実はどっちでもよくない
「どっちでもいい」と言う人の中には、実はどっちでもよくないという心理の人もいます。
たとえば、カフェでスイーツをシェアする場面で、複数のメニューで迷っている中、「フルーツがのっているならどっちでもいいよ」と条件付きで希望を言ってくる人のことです。
このような場合は、判断を丸投げしているのとは異なり、希望を伝えているため、一緒に決める姿勢が感じられます。
また、恋人同士で何かを決める際には、彼女は「こっちがいい」という意思はあるものの、「彼氏に男らしく決めてほしい」「私が選びたいのはどっちかわかるよね?」という心理が隠れているケースもあります。
質問されたときに「どっちでもいい」と答えるのがNGな理由
質問されたときに「どっちでもいい」と答えるのがNGな理由には、下記の内容が挙げられます。
- 「どうでもいい」に聞こえるから
- 責任の丸投げで人任せにしているから
- 本音や意見が知りたくて聞いているのにわからないから
- こっちで決めて後から文句を言われたら嫌だから
このように「どっちでもいい」と答えると、ネガティブな印象を受けることがほとんどです。
たまになら気にならないですが、毎度その返答をする人に対しては、質問すらしたくなくなるものです。
彼氏彼女の関係において「どっちでもいい」が禁句なシーン
彼氏彼女の関係において「どっちでもいい」と言うのが禁句なシーンがあります。
ここでは、恋人に「どっちでもいい」と言ってはいけないシーンについて、具体的に解説していきます。
「週末会う?」などデートするかしないか質問されたとき
デートするかしないか質問されたときに、「どっちでもいい」と答えるのは禁句です。
質問者は、相手がどう答えるかで愛情を測ることも少なくありません。
また、たとえ悪気がなくても「どっちでもいい」と答えてしまっては、明確な答えがほしい相手からすると「今週の予定どうしよう…」となるため迷惑です。
お互い無駄な時間を過ごさないという意味でも、デートの予定は「OK」「NO」の2択からしっかり回答しましょう。
結婚に関する重要な話し合いのとき
結婚に関する重要な話し合いのときに「どっちでもいい」と言う回答は、もっとも禁句となるNGワードです。
結婚とは、それぞれの人生において大きな決断であり、結婚式を挙げるとなると、共同作業や一緒に考えることが多い時期です。
大事なことだからこそ一緒に決めたいと思っているのに、「どっちでもいい」なんて言わたら、温度差を感じ、適当にあしらわれた気分になることもあるでしょう。
2人にとっての重要な話し合いで「どっちでもいい」と言う相手に対しては、将来への不安を感じてしまうかもしれません。
別れ話をしているとき
別れ話をしているときに「どっちでもいい」と言うことも、常識的に考えて慎むべきフレーズです。
別れ話は、たとえ恋人への愛情が冷めてしまった場合でも、真剣に向き合って話すべき事柄であり、相手任せにしていいことではありません。
「どっちでもいい」と言うだけで、相手の気持ちを逆なでしてしまう可能性もあります。
事を荒立てないためにも、別れ話をしているときは「どっちでもいい」と言うことのないように注意しましょう。
自分が「どっちでもいい」と言いたくなったときの対処法
誰にでも「どっちでもいい」と言いたくなる場面は多々あります。
しかし、「どっちでもいい」という言葉を多用していると人間関係がこじれたり、誤解されたりする可能性はゼロではありません。
ここでは、「どっちでもいい」と言いたくなったときの対処法として、3つの方法を紹介します。
どちらがいいか素直に意見を伝える
自分が「どっちでもいい」と言いたくなったときは、思い切ってどちらがいいのか、素直に伝えましょう。
「どっちでもいい」と伝えることで「どうでもいいのかな」と思われるくらいなら、「こっちがいい」と率直に伝えたほうが、双方にとって気持ちがよいものです。
「自己主張したらわがままだと思われないかな」と心配する必要はありません。
意見があるならきちんと伝えるべきです。
選択に迷ったらそのときの気持ちを正直に伝える
選択に迷って「どっちでもいい」と言いたくなったら、「どっちがいいか迷っていて決められない」という気持ちを正直に伝えることもおすすめです。
「どっちでもいい」とだけ言っても、どっちがいいか真剣に考えていることは相手には伝わりません。
また、選択に迷っているということは、どちらの選択肢も同じくらいということなので、「どっちもアリ」と感じていることをそのまま伝えましょう。
今の気持ちを正直に伝えることで、相手を不快にさせることはありません。
むしろ、一緒に決めてくれていると感じて、好印象を与える場合もあるでしょう。
本当にどっちでもいい場合は思いやりのある理由を伝える
「どっちでもいい」と相手に伝えるときは、「どうでもいい」と捉えられたり、「人任せだ」と思われたりしないように、思いやりのある理由をしっかり伝えられればOKです。
「〇〇さんの希望なら、どちらでも喜んで!」「どちらも、とても素敵だから」など、思いやりのある理由を付け加えると、ネガティブな意味で受け止められることはありません。
恋人が「どっちでもいい」ばかりなら別れるのもアリ
「どっちでもいい」というのは悪い意味合いだけではありませんが、何かと「どっちでもいい」と言われたらいい気はしませんよね。
相手が恋人ならなおさら嫌です。
あまりに改善しない場合は、別れるのもアリでしょう。
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「どっちでもいい」と答えておいて文句を言うのはタブー
「どっちでもいい」と答えておいて、後から文句を言うのは絶対にタブーです。
「どっちでもいい」と言ってしまった以上、どのような結果になっても文句を言ってはいけません。
自分で決めてもいないのに、文句だけ言う厄介な人と思われてしまいます。
つい「どっちでもいい」と言う癖がある人は、何ごとも自分で決めて行動するよう、さっそく今日から意識してみましょう。
人任せをやめることで、決断力が身につき、自分の判断や行動に責任がもてるはずです。
- 「どっちでもいい」と言う人の心理には、相手の意見を尊重したい・意思決定コストを減らしたい・興味がない・会話を切り上げたい・実はどっちでもよくないなどがある
- 質問されたときに「どっちでもいい」と答えるのがNGな理由として、「どうでもいい」に聞こえる・人任せ感がある・本音や意見がわからないことなどが挙げられる
- 彼氏彼女の関係において、デートするかしないか質問されたとき・結婚に関する重要な話し合いのとき・別れ話をしているときの「どっちでもいい」は禁句である
- 「どっちでもいい」と言いたくなったときは、素直な意見を伝える・選択に迷ったらそれを正直に伝える・本当にどっちでもいい場合は思いやりのある理由を伝えるなどの対処法がおすすめ